分散学習で効率化UP
こんにちは。
前回の「クイズ化」と並ぶ友好的なテクニックが「分散学習」です。分散学習とは「復習の間隔を少しずつ伸ばすテクニック」のことです。特定のインターバルをつくりながら少しずつ脳に情報を送り込んでいきます。私達の脳は刺激を与えらたニューロンが記憶のネットワークを組み立てるまでに相応の時間が必要です。実は脳に入れた情報を一旦忘れたほうが使える知識が身につかないという結果があります。すなわち忘れることも大切です。
インターバル復習(ピュートル・ウォズニック研究)の結果では、「2×2のルール」を使うことが効率でした。その復習は、
最初の復習 2日後、2回目の復習 2週間後、
3回目の復習 2ヶ月後
といったスケジュール方法です。
分散学習に「インターリング」を非常に効果的なことも研究でわかっています。インターリングは、「挟み込む」「交互に配置する」といった意味をもちます。スポーツや音楽業界で1回の練習時間の間に複数のスキルを交互に練習する手法を指します。
かつては1つの技能をマスターするまで同じ練習を繰り返す「ブロック練習」が定番でしたがここ数年に研究により、1つのセッションで複数の内容を学んだほうが上達しやすいという結果がでています。
インターリングのポイント
1、ジャンルの数は3つまで
2、時間は等分にする
3 、ワンセッションごとに休憩を入れる
上記のポイントを抑えながら、効果的に勉強や仕事の知識を身につけいけるといいですね。極集中よりもいくつかに分散させおこなうことが効果が高いです。
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